何冊よめるかな?

本棚の肥やしと化した本たちを供養するため始めたブログ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2018-19 近現代の芸術史Ⅰ〜欧米のモダニズムとその後の運動

林洋子 編『近現代の芸術史Ⅰ〜欧米のモダニズムとその後の運動』読了 知識は系統的に学ばなければならない。それが師匠の基本的な教えだった。何かを系統的に学ぶということ。まずは、そのことについての歴史を学ぶということだろう。科学なら科学史、哲学な…

2018-18 正しい保健体育Ⅱ〜結婚編

みうらじゅん 著『正しい保健体育Ⅱ〜結婚編』読了 『正しい保健体育』の続編。『正しい保健体育』は、主に思春期の過ごし方について書かれていたけれど、本書は結婚生活について書かれている。読んだのは今回がはじめて。 本書にも本当のことが、たくさん書…

2018-17 正しい保健体育

みうらじゅん 著『正しい保健体育』読了 読むのは今回で4度目くらいだろうか。 私は本書を、数少ない「本物の名著」だと思っている。なぜ、本書は「本物の名著」なのか。それは、本書には、「本当のこと」が記されているからだ。 「本当のこと」は、しばし…

2018-16 一休・骸骨

乃木 著『一休・骸骨』読了 本書のことを知っている人は少ないと思われる。なぜというに著者はプロの作家ではないからだ。著者の本業は映像クリエイターで、ダニエルさんという画家の方と一緒に「カエサルの休日」というpodcast番組を主宰されている。 私は…

2018年の15冊目 炭水化物が人類を滅ぼす〜糖質制限からみた生命の科学

夏井睦 著『炭水化物が人類を滅ぼす〜糖質制限からみた生命の科学』読了 今年、新年を迎えるにあたって、3つの目標をたてた。 1年間で50冊以上の本を読む デスボイスをマスターする 1日、10分でもいいから、毎日、絵を描く 目標は破られるためにある。あ…

2018年の14冊目 生物から見た世界

『生物から見た世界』 ユクスキュル/クリサート 著 日高敏隆/羽田節子 訳、読了 今年1月、師匠が亡くなった。師匠は大変な読書家で、3日に一冊というペースで読書をしておられた。弟子のなかでは、比較的読書をする方だった私には、いつも本の話をしてくれた…

恋は雨上がりのように

TVアニメ『恋は雨上がりのように』を観た。 私はひねくれた人間だ。どれくらいひねくれているかというと、自分がひねくれている自覚がないくらい、ひねくれている。 自分が病気である自覚のことを「病識」という。医療者にとって、病識のない患者は最も重症…