何冊よめるかな?

本棚の肥やしと化した本たちを供養するため始めたブログ

読んだ

12冊目 談志の十八番

『談志の十八番 必聴!名演・名盤ガイド』 広瀬和生 著、読了 落語に滅法詳しい芸人のサンキュータツオさんが、確か本書を推薦図書として挙げていた気がする。それで本書を手に取った。 子供の頃、祖父の膝の上で、テレビで演っている落語をよく見たものだ。…

11冊目 とめられなかった戦争

『とめられなかった戦争』 加藤陽子 著、読了 著者は歴史学者。NHKの番組に出演されているのを何度か見て、その上品なお人柄に惚れてしまった、という少々情けない動機から本書を手に取った。もうちょっと崇高な動機としては、近現代史は、現在の私たちの社…

10冊目 科学哲学の冒険

『科学哲学の冒険』 戸田山和久 著、読了 私は著者のファンだ。今までにも何冊か戸田山先生の著作を読んできた。私は戸田山節が好きなのだ。 正月から戸田山先生の『哲学入門』を読んでいる。非常に興味深い本だ。入門書とはいいながら、内容はとても濃い。…

8、9冊目 神々の山嶺

『神々の山嶺』(上)(下) 夢枕獏 著、読了。 ホンタナというpodcastで絶賛されていて、本書に興味を持った。ホンタナ内で、触れられていた著者のあとがきに強く関心を惹かれた。そのあとがきを引用してみる。 書き終わって、体内に残っているものは、もう、な…

7冊目 喜嶋先生の静かな世界

『喜嶋先生の静かな世界』 森博嗣 著、読了 友人の彼女さんがオススメしてくれた本。 著者の半自伝的な小説。研究者としての日常が描かれている。とりたてて大きな事件が起こるわけでもなく、淡々とした日々の物語が綴られてゆく。 日記とは、本来、誰かに読…

6冊目 ヨブ記

『旧約聖書 ヨブ記』 関根正雄 訳、読了 2月上旬、姉が難病であることが判明した。そこに運命の理不尽さを感じた私は、同じく理不尽な神の試練に苦悩し続けたというヨブの物語のことを思い出し、この機に読みたいと思った。 読んでみての率直な感想は、今回…

5冊目 この世界の片隅に

『この世界の片隅に』(上)(中)(下) こうの史代著、読了 先週末、高熱を出し、療養している床の中で読んだ。 私は悪い意味でのニヒリストだ。人間なんてチッポケで、弱っぽしくて、愚かで、醜くて、世界は生きるに値する、なんて心の底からは信じきれないでい…

4冊目 龍馬史

『龍馬史』 磯田道史 著、読了。 昨年の下旬、米粒写経の居島一平さんの動画にハマってから、にわかに歴史に興味を持つようになった。昨年末、歴史好きの友人にそのことを話したら本書をプレゼントしてくれた。 本書は坂本龍馬に焦点を絞り、彼の生涯を追う…

3冊目 哲学はやさしくできないか

『哲学はやさしくできないか』 三木清 著 読了 私が哲学科を出たという話をすると、「へぇ〜頭がいいんだね」というリアクションをするひとが多い。 「哲学科を出る」ということと、「哲学を学ぶ」ということはぜんぜん違う。 だから、私に対するそのリアク…

2冊目 プラグマティズム入門

『プラグマティズム入門』 伊藤邦武著、読了 師匠からの紹介で、いわゆるひとつの課題図書として読んだ。 「プラグマティズム」という用語は、もともと哲学畑で使われ始めた。 でも、現在は様々な分野で使われるようになり、 つまり、非常に広い意味を獲得し…

1冊目 『コンビニ人間』

『コンビニ人間』 村田沙耶香著、読了 年始にBSジャパンで放送された、 「文筆系トークバラエティ ご本、出しときますね?」 のSP番組に著者が出演していた。 その時の彼女のチャーミングさ、面白さに胸を打たれて本書を読もうと思った。 また、友人がブログ…

0冊目 子どもを本嫌いにしない本

このブログを始めたとき、そのことを伝えた友人はわずかに一人。 その友人も、一年以上更新せずにいたこのブログの存在など、もはや憶えてはいないだろう。 別の友人に、「最近モヤモヤするのだ」と言ったら、 「君は入力するばかりで、出力しないからいけな…